ZFS は NFS をサポートしているので、一応使えることを確認しました。
zfs-fuse ではなくて、以前 「zfsを使ってみた」で説明したように ZFS on Linux をインストールしています。
NFSサーバー側の設定
例えば、 tank/home パーティションを作り、 /export/home にマウントし、さらに NFS で共有という例でやってみます。
パーティションを作る。
# zfs create tank/home
マウントポイントを変更
# zfs set mountpoint=/export/home tank/home
RHEL/CentOS の場合、NFS server は標準でインストールされていると思いますが、もしインストールされていなければ、
# yum install nfs-utils
でインストールします。
nfs サービスが起動していることを確認しておきます。
ただし、設定自体は ZFS のプロパティで行うので、 /etc/exports の編集は不要です。
あとは、以下のような感じで sharenfs オプションを指定します。
# zfs set sharenfs="rw=@192.168.11.2,root_squash"
192.1681.11.2 の部分はクライアント側のIPアドレスに置きかえてください。/etc/hostsのホスト名でもOKです。
どうも no_root_squash がデフォルトになっているらしく、
root_squash の指定をしておかないと、クライアントのroot が サーバー側でもroot扱いになってしまう。
したがって sharenfs=on はセキュリティ上脆弱なので、やめておいた方がよいでしょう。
あとはクライアント側からは、以下のような感じでマウントできます。
# mount -t nfs 192.168.11.1:/export/home /mnt/
一応やってはみましたが、自分は NFSv4 を使いたいので、zfs の NFS機能は使わないかも。
0 件のコメント:
コメントを投稿