2012年12月19日水曜日

zfs のNFS機能を使ってみた

ZFS は NFS をサポートしているので、一応使えることを確認しました。

zfs-fuse ではなくて、以前 「zfsを使ってみた」で説明したように ZFS on Linux をインストールしています。

NFSサーバー側の設定

例えば、 tank/home パーティションを作り、 /export/home にマウントし、さらに NFS で共有という例でやってみます。

パーティションを作る。
# zfs create tank/home

マウントポイントを変更
# zfs set mountpoint=/export/home tank/home

RHEL/CentOS の場合、NFS server は標準でインストールされていると思いますが、もしインストールされていなければ、
# yum install nfs-utils
でインストールします。

nfs サービスが起動していることを確認しておきます。

ただし、設定自体は ZFS のプロパティで行うので、 /etc/exports の編集は不要です。

あとは、以下のような感じで sharenfs オプションを指定します。
# zfs set sharenfs="rw=@192.168.11.2,root_squash"

192.1681.11.2 の部分はクライアント側のIPアドレスに置きかえてください。/etc/hostsのホスト名でもOKです。
どうも no_root_squash がデフォルトになっているらしく、
root_squash の指定をしておかないと、クライアントのroot が サーバー側でもroot扱いになってしまう。
したがって sharenfs=on はセキュリティ上脆弱なので、やめておいた方がよいでしょう。


あとはクライアント側からは、以下のような感じでマウントできます。
# mount -t nfs 192.168.11.1:/export/home /mnt/

一応やってはみましたが、自分は NFSv4 を使いたいので、zfs の NFS機能は使わないかも。

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