とあるエンジニアの備忘log
2015年5月31日日曜日
自分的 Ubuntu 14.04 LTS を入れて最初にやること
先日、PC を新調したので、Ubuntu 14.04 LTS 入れました。 最新のインストールイメージは 14.04.2 になっていました。LTS だと安心感があります。 とりあえず、自分好みの設定を、何かあった時のために、未来の自分のためにメモっておきます。(半年前の自分は、もはや他人ですので。。) #### マシン名を決める #### 設定とは直接関係ないのですが、最初にやらなくてはいけないこと、それは PC に名前をつけることです。 インストーラーが、masahiro-All-Series みたいにデフォルトで名前をつけてくれるが、これは味気ない。 自分の場合は、 Linux デスクトップ、Linux ノート、Windows デスクトップ, 実験用の板コン、VirtualBox 上の仮想PC など、いくつもの PC が稼働しており、PC も数年おきに新調するので、名前を毎回考えなくてもいいように、機械的なネーミングスキームが必要です。 しかも人間(自分)にとって覚えやすいものでなくてはならない。 そこで、 自宅のPC には昔から Sesame Street のキャラクター名をつけることにしている。 歴代愛機には elmo, cookie, bigbird, oscar, ernie, zoe, bert みたいな感じで名前をつけていた。 今回は "grover" と名付けることにした。 まだまだキャラクターがいるので、当面名前に困ることはないだろう。 自宅の LAN で勝手にやっているだけなので、権利関係で怒られることもないでしょう。 ちなみに、会社で自分が管理している PC は beagle, poodle, spitz, pug のように犬種名を付けて行っています。 ちなみにちなみに、Debian の コードネームは Toy Story のキャラクター名を付けて行っていますね。 #### パッケージのインストール #### `sudo apt-get install` でパッケージをインストールしていく - synaptic - apt-file - gnome-session-flashback # 以下 Unity やめる参照 - gnome-tweak-tool # swap Ctrl and Caps Lock - emacs - emacs-goodies-el # for color-theme - git - gitk - git-email # for git send-email - cvs subversion git-svn # 最近使わないのでいらないか - ccache - fcitx-mozc # 以下 「日本語変換設定」参照 - emacs-mozc - global - chromium-browser - indent - manpages-ja # for 日本語 man - libncurses5-dev # for Linux make menuconfig - virtualbox - virtualbox-guest-additions - ckermit - nkf - libc6:i386 libcurses5:i386 libstdc++6:i386 # for 32bit programs - ssh # ssh server - device-tree-compiler # dtc for building U-Boot - gimp - u-boot-tools # for mkimage - texlive-full #### Unityを やめる #### $ sudo apt-get install gnome-session-flashback でインストールした後、いったんログアウトし、 GNOME Flashback (Metacity) でログインし直す。 #### Ctrlキー入れ替えなど #### $ sudo apt-get install gnome-tweak-tool として 「システムツール」 -> 「設定」 -> 「Tweak Tool」 を開き、 「タイピング」 -> 「Ctrl キーの位置」 で 「Ctrl と Caps Lock を入れ替える」 を選択。 いったんログアウトする。 #### 日本語変換設定 #### 13.10 から ibus がクソになっているので fcitx を使います。 自分は昔から IME の ON は Henkan キー、 OFF は Muhenkan キーでやりたい人なのです。 トグル方式だと、今 ON なのか OFFなのかを認識していないといけないので、無意識にできない。 それと初めて買ってもらった PC が Mac だった (まだ 日本語 OS が漢字トークと呼ばれていた時代ですが。。) ので、指がそれに慣れてしまっています。 $ sudo apt-get install fcitx-mozc としたあと、「システムツール」-> 「システム設定」 -> 「言語サポート」 を開き、 「キーボード入力に使うIMシステム」が fcitx になっているのを確認。 「システムツール」-> 「設定」 -> 「Fcitx 設定」を開く。 「入力メソッド」タブは - キーボード-日本語 - Mozc になっているのを確認。(たぶん最初からそうなっている。) 「全体の設定]タブで「拡張オプションの表示」にチェックを入れる。 「入力メソッドをオンに」と「入力メソッドをオフに」という設定が出てくるので、それぞれ 「Henkanmode」, 「Muhenkan」 を設定する。 「入力メソッドのオンオフ」というところにデフォルトに 「Ctrl+Space」というのが入っているが、これは消す。(Escapeを押す)。 消しておかないと emacs で「Ctrl+Space」 (region選択開始)が使えない。 さらに、 iBus のインジケータを消すために、 「システムツール」-> 「システム設定」 -> 「テキスト入力」 を開き、 「メニューバーに現在の入力ソースを表示」のチェックを外す。 anthy は消してしまっていいので $ sudo apt-get remove anthy とする。 ibus を消そうとすると $ sudo apt-get remove ibus 以下のパッケージは「削除」されます: ibus ibus-pinyin ibus-table ubuntu-desktop unity-control-center unity-control-center-signon webaccounts-extension-common xul-ext-webaccounts アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 8 個、保留: 13 個。 この操作後に 8,334 kB のディスク容量が解放されます。 続行しますか? [Y/n] と出てきて、依存関係でいろいろ消えてしまいそうだ。例えば、 unity-control-center が消されると、 「システムツール」-> 「システム設定」 のメニューがなくなって、影響が出そうなので、 ibus はとりあえず残しておくこととする。 #### 日本語ディレクトリを英語に #### 「ダウンロード」、「テンプレート」、「デスクトップ」、「ドキュメント」、「ビデオ」、「ピクチャ」、「ミュージック」、「公開」 というディレクトリを英語にする。 $ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update #### リポジトリを clone #### `~/ref` 以下に自分の興味のあるプロジェクトのリポジトリを reference として clone してくる。 git clone git://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/torvalds/linux.git git clone --reference linux --branch stable git://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/next/linux-next.git git clone git://git.denx.de/u-boot.git git clone --reference u-boot git://git.pengutronix.de/git/barebox.git git clone git://git.buildroot.net/buildroot git clone git://ozlabs.org/home/jk/git/patchwork #### emacs を目にやさしくする #### エディタはおそらく最も長時間向かうプログラムかもしれません。 しかしながら、 emacs のデフォルトの白のバックグラウンドは眩しすぎる。 そこで solarized にします。 $ sudo apt-get install emacs-goodies-el で color theme を使えるようにしておき $ git clone git://github.com/altercation/solarized.git ~/ref/solarized で solarized を取得。 `~/.emacs` に以下を追加。 (load-file "~/ref/solarized/emacs-colors-solarized/color-theme-solarized.el") (when (require 'color-theme-solarized) (color-theme-solarized-light)) #### スペルチェッカー #### aspell が入っていなければ、以下でインストール。 $ sudo apt-get install aspell `~/.aspell.conf` に以下の一行追加。 lang en_US nano から起動するために、 `~/.nanorc` に以下を追加。Ctrl-t で起動できる。 set speller "aspell -x -c" emacs は `M-x ispell-buffer` で起動できる。 #### ssh X forwading #### X で ssh を乗り越えさせる。 ssh クライアント (Xサーバー)側の設定: `/etc/ssh/ssh_config` を開き ForwardX11 no を ForwardX11 yes に変更。 ssh サーバー (Xクライアント)側の設定 (`sudo apt-get install ssh` でインストール必要): `/etc/ssh/sshd_config` を開き ForwardX11 yes になっていることを確認。(Ubuntuの場合、たぶんデフォルトでそうなっている。) #### postfix #### 自分は2段階認証を使っているので、Gmail 経由で postfix から送信するのはこちらがわかりやすかった。 [http://blog.bgbgbg.net/archives/2834](http://blog.bgbgbg.net/archives/2834) #### dot ファイル復元 #### ホームディレクトリの dot ファイルを別 PC から復元する。 - .profile - .bashrc - .bash_aliases - .aspell.conf # aspell - .aspell.en.pws # aspell 辞書 - .gitconfig # git - .emacs # emacs - .nanorc # nano - .kermrc # kermit - .buildman # U-Boot buildman - .patman # U-Boot patman
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