2012年8月1日水曜日

Linux のコードが FreeBSDに

FreeBSD のことはよく知らないのですが、FreeBSDのソースをダウンロードしてくると、Linuxと同じようなファイルが含まれています。


ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/i386/9.0-RELEASE


からsrc.txzを取ってきて、解凍すると、
usr/src/sys/ofed/include/linux 以下に
Linux Kernel の include/linux とそっくりなファイル群があります。


ディレクトリ名からして、Linux の方が本家だと想像します。
Linux は GPLライセンス, FreeBSD は BSDライセンスなので、こんなことできるんですかね?

FreeBSDが勝手にLinuxをコピーしているのか、それともLinux Communityに許可もらったのか、事情はよくわかりません。

include/linux/ 以下には他のソフトにもそのまま転用できそうな部品になるコードが結構ある。

たとえば、
include/linux/kernel.h に含まれる container_of マクロ。
include/linux/list.h の連結リストの関数群などなど。

自前のソフト開発で、Linux からコードをコピーするとGPL汚染すると思いますが、FreeBSDに入っている同等コードをコピーすれば、BSDライセンスとして扱ってよいということでしょうか。
企業なんかだと、コピー開示義務があるかどうかの違いは結構大きいと思います。

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