ZFS は NFS をサポートしているので、一応使えることを確認しました。
zfs-fuse ではなくて、以前 「zfsを使ってみた」で説明したように ZFS on Linux をインストールしています。
NFSサーバー側の設定
例えば、 tank/home パーティションを作り、 /export/home にマウントし、さらに NFS で共有という例でやってみます。
パーティションを作る。
# zfs create tank/home
マウントポイントを変更
# zfs set mountpoint=/export/home tank/home
RHEL/CentOS の場合、NFS server は標準でインストールされていると思いますが、もしインストールされていなければ、
# yum install nfs-utils
でインストールします。
nfs サービスが起動していることを確認しておきます。
ただし、設定自体は ZFS のプロパティで行うので、 /etc/exports の編集は不要です。
あとは、以下のような感じで sharenfs オプションを指定します。
# zfs set sharenfs="rw=@192.168.11.2,root_squash"
192.1681.11.2 の部分はクライアント側のIPアドレスに置きかえてください。/etc/hostsのホスト名でもOKです。
どうも no_root_squash がデフォルトになっているらしく、
root_squash の指定をしておかないと、クライアントのroot が サーバー側でもroot扱いになってしまう。
したがって sharenfs=on はセキュリティ上脆弱なので、やめておいた方がよいでしょう。
あとはクライアント側からは、以下のような感じでマウントできます。
# mount -t nfs 192.168.11.1:/export/home /mnt/
一応やってはみましたが、自分は NFSv4 を使いたいので、zfs の NFS機能は使わないかも。
2012年12月19日水曜日
Kerberos の ticket lifetime を変更する
Kerberos のチケットのlifetime を短くするのは簡単にできるのに、長くするのはできないなぁと思っていたら、チケットの有効期限は以下の4つの minimum 値で決まるらしい。
(1) サーバー側(KDC) のkdc.conf
RHEL/CentOSなら
/var/kerberos/krb5kdc/kdc.conf の
[realms]セクションのmax_life 設定。
Ubuntuなら
/etc/krb5kdc/kdc.conf にあります。
(2)クライアント側 の /etc/krb5.conf
[libdefaults] セクションの ticket_lifetime 設定
(3)ユーザープリンシパル の maxlife
kadmin: modprinc -maxlife 3day user01
などで変更
(4)サービスプリンシパルの maxlife
kadmin: modpronc -maxlife 3day krbtgt/MYDOMAIN.COM
などで変更します。
なお、addprinc で新しくプリンシパルを作成した時の maxlife の初期値は
kdc.conf の max_life 設定で決まるようです。
(1) サーバー側(KDC) のkdc.conf
RHEL/CentOSなら
/var/kerberos/krb5kdc/kdc.conf の
[realms]セクションのmax_life 設定。
Ubuntuなら
/etc/krb5kdc/kdc.conf にあります。
(2)クライアント側 の /etc/krb5.conf
[libdefaults] セクションの ticket_lifetime 設定
(3)ユーザープリンシパル の maxlife
kadmin: modprinc -maxlife 3day user01
などで変更
(4)サービスプリンシパルの maxlife
kadmin: modpronc -maxlife 3day krbtgt/MYDOMAIN.COM
などで変更します。
なお、addprinc で新しくプリンシパルを作成した時の maxlife の初期値は
kdc.conf の max_life 設定で決まるようです。
2012年12月18日火曜日
2012年12月15日土曜日
2012年12月4日火曜日
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