とあるエンジニアの備忘log
2012年1月30日月曜日
gitweb を使う
RHEL/CentOS での設定方法と Ubuntu での設定方法をまとめておきます。 ### RHEL/CentOS 編 ### `# yum install gitweb` でインストール。 `/var/www/git/` 以下に一式入った。 httpd の設定に `/etc/httpd/conf.d/git` が追加される。 中身は以下のような感じ。 Alias /git /var/www/git
Options +ExecCGI AddHandler cgi-script .cgi DirectoryIndex gitweb.cgi
1行目の `Alias` ディレクティブは、URLに `http://host_name/git` が指定されると、`/var/www/git` 以下がアクセスされるよ、という意味。 `/var/www/git` 以下はすでに CGI を実行できるようにしてくれてるので、結局 httpd の設定は何もしなくてよいです。 gitwebの設定ファイルは `/etc/gitweb.conf` に入っています。 とりあえず our $projectroot = "/var/git"; という設定を入れておく。別の場所に置きたい場合は、適宜変更してください。 これで `/var/git/` 以下に git のリポジトリを置けば、公開される。 早速ローカルでブラウザを開いて、
にアクセスしてみると、「404 - No projects found」と表示される。 しばらく検索で情報収集していたら、SELinuxが影響しているらしい。 (SELinux自体あまりよくわかってないけど。) `/etc/sysconfig/selinux`を開いて、 SELINUX=enforcing になっていたところを、 SELINUX=disabled にしたらうまくいきました。 ### Ubuntu 編 ### $ sudo apt-get install でインストール。 設定ファイルは `/etc/apache2/conf.d/gitweb` と `/etc/gitweb.conf` に入るが特に変えなくてもよい。 `/etc/gitweb.conf` を見ると $projectroot="/var/cache/git" になっているので、 `/var/cache/git/` 以下に git リポジトリを置けば公開される。 ちょっと気になるのはそのディレクトリ位置。 FHS によると、`/var/cache/` 以下は、キャッシュ置き場であって、消されても復旧可能なものという位置づけのようです。 ここに git リポジトリを置くのはいかがなもんなんでしょうね。 というわけで、気になる場合は git リポジトリは別のディレクトリに置き、 `/var/cache/git` からリポジトリ置き場にシンボリックリンクを貼っておくというようにします。 ブラウザを開いて
にアクセスして表示されることを確認します。 簡単ですね。
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